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生命保険経営学会優秀論文で当社職員が表彰されました!!

生命保険経営学会の2022年度優秀論文表彰にて、新規ビジネス企画部・相模部長代理が執筆した『生命保険業界にとってのCVCファンドの意義』が優秀論文賞を、調査広報部・加藤副長が執筆した『人的資本開示の国際動向と欧州保険会社の取組み』が佳作を受賞し、3月23日に表彰式が執り行われました。

当該表彰制度は、毎事業年度ごとに、「生命保険経営」誌に掲載された論文のうち、極めて優れていると認められた論文を表彰する制度であり、2022年度では、優秀論文は3本、佳作は2本選出、そのうち当社職員がそれぞれ表彰されました。

※加藤副長はロンドン駐在中のため、相模部長代理のみ出席。

受賞者コメント

相模部長代理

当社CVC「SUMISEI INNOVATION FUND」の取り組みを評価いただき、素晴らしい賞をいただけたことを光栄に思います。本論文は、業界でも事例の少ないCVCファンドの設立と意義について、実務で直面した論点や解決策等について記載したものです。業界に共通する課題も多いと考え、参考になればという思いで寄稿しました。掲載後、実際に他生保からの反響をいただき、少しでもオープンイノベーション推進に寄与できたのであれば大変嬉しく思います。
CVCファンド(※)は当社にとってチャレンジングな取り組みですが、重要なイノベーションの基盤です。
今後も、CVCファンドを活用したスタートアップ出資や事業共創によるWaaSサービスの開発を通して、お客さまのウェルビーイングの実現に貢献できるよう、職務に邁進してまいりたいと思います。

※コーポレート・ベンチャー・キャピタル(Corporate Venture Capital)とは、単独の事業会社とVCがファンドを組成し、自社の戦略目的に見合う企業を対象に行うスタートアップ投資の仕組み。

相模部長代理

加藤副長

この度は佳作をいただくことができ、大変光栄に思います。
論文のテーマである「人的資本(※)」は、EUでいち早く開示が義務付けられ、各社が工夫しながら取り組んでいます。日本においても開示内容の充実に受けた動きが見られるなど、ますます注目度が高まっている分野であり、欧州保険会社の取組みが日本の生保業界の参考になると考え、基本となる制度の概要も含めて今回の論文にまとめました。
今後も人的資本の開示を含むサステナビリティ関連の取組みをリードする欧州の動向を当社の取組みに活かせるよう、引き続き情報収集に努めてまいります。

※人的資本とは、個人が持つ知識や技能などを、企業価値を高めるために管理する資本として捉える考え方。

加藤副長

<調査室からのお知らせ>

「生命保険経営」誌への論文投稿は、生命保険経営学会の会員であれば誰でも可能です。社外に担当業務や調査・研究内容について発表することで、自らの学び・成長につながるよい機会ですので、ぜひ執筆をご検討ください!

⇒論文の執筆にご関心のある方は調査室(03-6664-8960)まで、
「生命保険経営」誌の購読にご関心がある方は人財開発室(03-6664-8500)までご連絡ください。

 

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