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資産運用部門の人権尊重に向けた取組み
~総務部&運用企画部で勉強会共催~

今回は資産運用部門の人権尊重に向けた取組みを紹介します。

 人権尊重はウェルビーイングの土台であり、当社職員として理解することが必要な取組みです。
 資産運用においても、もしも投資先企業やその下請け会社等で人権侵害が行われていた場合、投資家として間接的に関与していることになります。人権侵害に関わった企業は社会からの批判を受け、事業活動に影響がでるなど、企業価値が下がるリスクにさらされます。このように、人権尊重は、機関投資家である当社の運用収益にも影響を及ぼす可能性があり、重要なテーマとなります。

 

 国内外で企業に対する人権尊重を求める声が高まっていることもあり、資産運用部門のすべての職員を対象に、総務部と運用企画部の共催による勉強会を開催しました。190名超の職員が参加し、当日参加できなかった職員には録画を視聴いただくよう推奨しています。

 

*勉強会の録画・資料をご覧になりたい方はこちらから。
「資産運用部門ポータル」→「勉強会等」

 

 

 勉強会では、海外・国内における人権を巡る動向を解説したうえで、総務部益尾さんから住友生命の事業会社としての取組み、運用企画部反橋さんから機関投資家としての当社の取組み、バランスファンド運用部廣橋さんから投資先企業と人権をテーマにした対話活動について解説しました。

 

 

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<担当者のコメント>

  • (運用企画部 責任投資推進チーム 反橋さん)

    国内外の動向や機関投資家としての取組みを説明しました。ESGに関するニュースや情報量は多いのでポイントをしぼりつつ、なぜ機関投資家が人権尊重に取組む必要があるのかについて、参加者の方々の理解が深まるような説明を心がけました。

  • (総務部 益尾さん)

    2021年11月「住友生命グループ人権方針」制定後の取組みを説明しました。当社のパーパスを実現していくうえで土台となる取組みであること、運用部門の皆さまは投融資先の人権尊重のために重要な取組みをされていることをあらためてお伝えしました。

  • (バランスファンド運用部 廣橋さん)

    投資先企業の企業価値を高めるべく、対話活動を行っています。ESG課題のうち、特に人権尊重の重要性は高まっています。サプライチェーンマネジメント、児童労働、過重労働などの人権問題対策は、企業を取り巻く様々なリスクの最小化はもちろんのこと、競争力を高め、企業価値の向上にもつながると考えています。

<参加者の声>

・運用部門での取り組みという観点だけでなく、総務部の方から当社の人権の取組みがどうなっているのかを知る
 ことができ、非常に参考になった。

・社会の動向と住友生命のアクションが同じベクトルにある事が再確認できてよかった。

・日本国内にも目を向けて身近な問題として一人一人が理解し尊重しあえるように人権問題として意識を持っていく
 必要があると感じた。

・機関投資家として様々なステークホルダーに関与しており、広い視野で人権問題を考える必要があると感じた。

 

 

資産運用部門では今後もこのような職員向けの勉強会の機会を作り、責任投資の社内浸透を目指していきます。

 

 

<勉強会の様子>

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