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『第47回こども絵画コンクール』全国審査会が開催されました!

こんにちは!今日は、「こども絵画コンクール」の全国審査会の様子をお届けします!
(絵画コンクールは、1977年にスタートした、当社で最も長く続いているイベントなんです!)

毎年、全国の支社・支部のみなさんにご協力いただき実施されていますが、子どもたちの作品について審査を行う
「全国審査会」が10/29(火)に実施されました!

■全国審査会の様子

今年の応募総数80,212点のうち、支社一次審査を通過した412点作品の中から特別・金・銀・銅・秀作賞が決定しました。
今年のテーマは「これがさいこう!」で、0歳~15歳の子どもたちが描いた最高!の作品から、全作品の頂点となる文部科学大臣賞などを選出しました。

 

<TOPPAN本社にて行われた全国審査の様子📸>

 

審査員は…文部科学省、日本教育美術連盟、全国造形教育連盟、日本ユニセフ協会の皆さまに加え、ルーヴル美術館の職員も務めておられます!この絵画のプロフェッショナルの方々が終日かけて審査を行い、選出された作品がこちらです!

 

栄えある文部科学大臣賞に輝いた作品は…🎊

🌟0歳~4歳部門 群馬支社 金子怜衣紗さん(4歳)       「虹(にじ)の滑(すべ)り台(だい)」🌟

 

 

【講評】
虹のすべり台を、一緒に楽しんでいる様子がいきいきと描かれています。
素直なタッチが素晴らしく、テーマである「これがさいこう!」という気持ちを表すことができています。

(文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 教科調査官 小林 恭代)

 

ルーヴル美術館賞は…🎊

🌟小学校3・4年生部門 京都支社 葛󠄀山日向花さん(小4年)   「恐竜時代に行ったよ」🌟

【講評】よく描けているなと思う点は、「読書」がこどもにとって夢やインスピレーションの源になっていることを示していることです。
子どもたちが未来のアーティストになるためには、想像力を広げていくことがとても大切なことです。この作品は構図も素敵ですね。自分を表現しているところや、恐竜たちに親しみをもって描いているところも、本当に最高です。

 

(ルーヴル美術館 ジュリエット・シリネリ)

 

🌟小学校5・6年生部門 旭川支社 渡辺彰さん(小5年)      「初めての三塁打」🌟

【講評】描いたこどもにとって喜びの瞬間が描かれているところに好感を持ちました。構図も面白く、背中を向けた人物を描き、描いたこどもが見ているままに私たちも見るところがユニークだと思います。バットと飛んで行くボール、そしてそれを追いかけようと走るこどもたちの動きがよく再現されています。この作品はとてもダイナミック、さらに映画のようです。

 

(ルーヴル美術館 ジュリエット・シリネリ)

 

 

■日本ユニセフ協会さまへの寄付金贈呈

毎年、お客さまに配布した応募画用紙1枚につき1円を、応募作品1点につき10円を寄付し、ユニセフ(国際連合児童基金)の活動を応援しています。今年も日本ユニセフ協会に300万円の寄付を行いました。
この活動は、1986年の「第10回こども絵画コンクール」日本ユニセフ協会後援から続いているもので、38年間の寄付総額は、1億471万5060円となっています!!

日本ユニセフ協会 副部長 谷口 光様と中山営業総括部長(㊧寄付目録贈呈 ㊨感謝状贈呈) 

■審査員の方々からのコメント「こども絵画コンクール」によせて

審査に携わったみなさまから、コメントをいただいたのでご紹介します!

●私は今年で4回目の審査をさせていただきました。今年も、子どもの夢や願いがつまった素敵な作品がたくさん集まりました。今年のテーマが「これがさいこう!」ということで、自分が感じた「さいこう」をどう表現しようかと子どもたちが考えて表している様子が伝わってきました。
例年素晴らしい作品ばかりなのですが、今年はより、自分が感じたことを中心に描いていたように感じます。これからの未来を生きる子どもたちにとって、“感じる”“想像する”ということはとても大切な力になっていくと思います。
これからも未来をつくる子どもたちのために、このような機会を作っていただくことを、お願い申し上げます。

 

(文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 教科調査官 小林 恭代)

 

●こちらで審査された作品をルーヴル美術館で展示することになり20年以上がたちました。毎年作品を、ルーヴル美術館が所蔵する名画のすぐ近くで展示できることも非常に嬉しく思っています。
美術館は子どもたちにとって、夢やインスピレーションの源となる場だと思っています。
今回審査に参加し、子どもたちのインスピレーションの源は、実はフランスも日本も変わらないのだなということがとても印象的でした。ルーヴル美術館に展示されている作品のテーマと同じように、こども絵画コンクールのテーマもとても普遍的だと思います。これからも住友生命様の良きパートナーでいられることを願っています。

 

                     (ルーヴル美術館 対外事業局 メセナ部 部長 ジュリエット・シリネリ)

 

●作品から、子どもの五感を通して、その子たちが何を感じているのかが非常によく伝わってきました。具体的には、作品で描かれている食べ物や、音楽、匂いというものも、描いているモチーフから伝わってきます。子どもが最初に感じているものを、絵を通して感じられるということにとても感銘を受けています。年齢に応じて感覚が発達していき、どんな描き方をしているかということも目の当たりにすることができました。

 

(ルーヴル美術館 対外事業局 メセナ部 メセナ・パートナーシップ担当 オフェリー・ロディエ)

 

●一日を通して、子どもたちのいろいろな「これがさいこう」に出会えました。
それが、自分にとっても子どもたちにとっても意味のあることだったと感じております。
作品には、子どもの好きな生き物や乗り物、年間の行事などさまざまなものが描かれています。今後私たちが大事にしていかなければならない多様性の意味や価値のようなものを、子どもたちの作品を通して教えてもらえたような気がします。幸せな気持ちで帰ることができました!

 

(日本教育美術連盟 理事長 西尾 正寛)

 

●作品を通して、ひとりひとりの子ども自身に出会っているような気持ちになりました。
その子が本来感じたこと、表したかったことを、自分なりに表現してくれている素晴らしい作品にたくさん出会えました。それぞれの年齢に応じた想いや表現方法などについて、我々もしっかり目を凝らしながら、向き合っていくことの大切さを改めて感じました。

 

 (全国造形教育連盟 委員長 松永 かおり)

 

コメントをいただいた審査員のみなさん、ありがとうございました!
子どもたちの、「想いを絵にする機会」に、住友生命が長年携われていること、素敵ですね!✨
さらに、全国審査会で選ばれた絵画たちは、一部が全国展覧会・そしてフランスのルーブル美術館にて展示されることとなります!みなさんの支社・支部に寄せられた子どもたちの作品が、世界中の人々に披露されることになると思うと…なんだか誇らしい気持ちになりますね!😊

 

 

~営業支援室からのお知らせ~

この後、12月中旬に当社公式HPにてすべて入賞作品が掲載されますので是非ご覧ください!!https://www.sumitomolife.co.jp/about/csr/community/art/kodomo/

 

また、以下のスケジュールで全国展、ルーヴル美術館展が開催されます。

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