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「次世代スマートヘルス スタートアップ創出プロジェクト」が大阪府にて始動!!
8月2日(水)大阪府庁にて大阪スマートシティ戦略ver.2.0に基づき、大阪府が展開する「次世代スマートヘルス分野のスタートアップ支援」に関し、大阪府が設置促進した「デジタルヘルスファンド大阪」出資者および当該ファンドを核とした支援環境であるラウンドテーブル参画機関が一堂に会し、プロジェクトのキックオフ宣言を行いました。住友生命は、その民間出資者として参加しました。
今回はキックオフイベントの内容と、当日の様子を写真とともにご紹介いたします。
デジタルヘルスファンド大阪・ラウンドテーブルとは
大阪府民の健康づくりに寄与するSaMDなど次世代スマートヘルス分野のスタートアップの資金的支援を行う20億円規模のファンドを「デジタルヘルスファンド大阪」と呼び、当該ファンドを核とし、支援環境としての「ラウンドテーブル」を設置しています。大阪で事業展開予定のあるスタートアップは当該ファンドを資金源とし、ラウンドテーブルからの技術支援を基に当該分野の事業展開に取組んでいきます。
この取組みにより、当該分野の2025年大阪・関西万博に向けたスタートアップ創出と府民QOLの向上を図ることとしています。
※次世代スマートヘルス…SaMD等の治療・予防アプリなど、デジタル技術を活用した府民の健康づくり促進に寄与するヘルスケアサービス。
※SaMD(Software as a Medical Device)…保険適用対象として承認を取得した、疾病予防・治療を目的 とするアプリや機器に内蔵されたソフトウェア。
住友生命は「デジタルヘルスファンド大阪」に5億円の出資をしています。Vision2030で掲げた、ウェルビーイングに貢献する「なくてはならない保険会社グループ」の実現に向けて、先進のスタートアップ企業等とのオープンイノベーションによるウェルビーイングサービスの開発に取り組んでいます。
現在、大阪府とは次世代スマートヘルス領域での共同プロジェクトを進めており、当該ファンドへの出資は、アンカー投資家として民間最大の投資を果たすべく、大阪府でデジタル技術を活用した次世代スマートヘルスサービスを展開するスタートアップと事業共創を進め、住友生命に新しい価値を生み出していきます。
※大阪府との次世代スマートヘルスに関する共同プロジェクト宣言の詳細は以下を参照。
https://newsletter.sumitomolife.co.jp/news-and-topics/8263/
「“ウェルビーイングサービス”エコシステム」の概要
住友生命はVitalityで“健康”の幸せを提供してきましたが、これを前進させ、心の健康や社会的健康など、幅広いウェルビーイング(一人ひとりのよりよく 生きる)な価値を提供していきます。
新規領域でのイノベーション実現において、さまざまな新しいサービスを開発・実装し多くの方にウェルビーイングを届けていくためにも、先進のスタートアップ企業等とのオープンイノベーションを通じて事業共創を進めていきます。
当日のキックオフイベントの様子
キックオフイベントは30分と短い時間ではありましたが、終始盛大に開催されました。
吉村大阪府知事からは、当該ファンドを利用してデジタルヘルス分野の社会的課題にチャレンジするスタートアップを大阪府から生み出していきたい、と今回の取組みに対する熱い期待が語られていました。住友生命からは、高田社長による出資者代表としてご挨拶をいただき、当該ファンドへの可能性と大阪府民の健康増進に貢献したいことをご発言いただきました。
当日は8社の新聞社等と6社のテレビ局が来場し、多くのメディアが今後の当該ファンドとラウンドテーブルの取組内容に関心を持たれていることがわかりました。
