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障がい者の可能性を解き放つ!5年間の軌跡~TomoWorkが描くインクルーシブな未来~
みなさんは、「TomoWork(トモワーク)」という団体をご存じでしょうか?
TomoWorkは、住友生命とシンガポールのパートナーが共同で設立し、当社職員らが中心となって運営しているシンガポールのNPO法人で、障がい者就労の課題解決を目的とした活動を行っています。(TomoWorkについて紹介した過去の記事はこちら)
今年で発足から5周年を迎えたTomoWorkは、6月6日、今年度のプログラム(TAP*)の成果発表会を兼ねたイベント『TomoDay 2024』を開催しました!当日の様子について、TomoWorkからレポートいただいたのでご紹介します!
*TAP:タレント・アクセラレーター・プログラムの略で、TomoWorkが手掛ける12週間(3月からスタート)の障がい者就労支援のプログラムのこと。
「TomoDay2024」とは?
TomoDay・TomoWorkへの高い関心
その結果、これまでのTAP卒業生のうち80%がプログラム修了後6カ月以内に就労機会を得られています。参加学生の頑張りとボランティアの献身が実を結んでいる状況です。
現在、TAPを含め、先進的な障がい者就労支援の取り組みを行うTomoWorkの活動への関心はシンガポールで年々高まっています!
~『TomoDay 2024』会場の様子(6月6日、シンガポール)~
また、本イベントにはシンガポール最大の新聞メディアであるストレーツ・タイムスをはじめ、6名のマスコミ関係者が参加し、当日以降のニュースでも取り上げられました。
参加した企業の担当者からは「自分たちでは考えも及ばなかった発案」という驚きの声や「実際に導入してみたい」という積極的な姿勢も見られました。
Singlife社との共同プロジェクト
TAPの成果発表会でプレゼンテーションを行う参加者=6日、シンガポール
TomoWorkは、同じシンガポールにあるSinglife社と連携をとっており、今回のTAPで実施した共同プロジェクトについて、TomoDayで発表しました。
当プロジェクトは、Singlife社の1200人の従業員を対象に、同社のESG(環境、社会、ガバナンス)への取組みを社員にもっと知ってもらうためのもので、学生たちは「社会や環境に対する意識をより一層高め、社員の行動の変化を促すことを目指す取り組み」の具体案を提案しました。
当日のプレゼンテーションでは、学生から具体的な提案として、「ゲーミフィケーションを戦略の中心に据え、報酬やポイントを通じて人々のモチベーションを高め、廃棄物削減などの行動変容を促す内容」が発表されました。(おもしろそうですね!)。
パートナー企業の声
こうした取り組みタッグを組んでいる、Singlife社サステナビリティ部門責任者のコーウェン氏からTomoDayの感想をいただきました!
TomoWorkの百田CEOより
TomoWorkの立ち上げから関与し、現在、シンガポールでTomoWorkの最高経営責任者を務める百田さんから、コメントをいただきました!
TomoWorkパートナー企業のみなさん、百田さん、ありがとうございました!
TomoWorkは、これからもインクルーシブな社会構築に向けた使命を果たすために、企業、ボランティア、およびコミュニティと協力し前進していきます。そして住友生命の国際的なブランディングにも寄与すべく、活動を進化させていきます!
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