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デジタルが熱い!保険×DXイベント「Insuretech Connect Asia」に登壇! ~シンガポールから~
社内報担当です!
梅雨も明け、いよいよ夏本番となってきた今日この頃…。(わたしは午前中に500mlの水を飲み干してしまう状態に🫠)
そんな日本よりもさらに南に位置する、シンガポールにて、保険テクノロジーの進化に関するイベント「Insuretech Connect Asia(6/4~6)」が開催されたようです!一体どのようなイベントだったのでしょうか?
現在シンガポールに駐在されており、当日のイベントにも参加された稲留さん(国際業務部)と、当日ご登壇された藤澤さん(情報システム部)にお話を聞きました!
シンガポール駐在、稲留さんからのレポート!
まずは、国際業務部でシングライフ社をご担当されている稲留さんに、シンガポールがどんな国なのか、そして「Insuretech Connect Asia」のイベント内容について伺いました!
🔴シンガポールってどんな国?
面積:約720平方キロメートル(東京23区よりやや大きい)程度
人口:約564万人(2022年時点)
言語:国語はマレー語。公用語として英語、中国語、マレー語、タミール語
人口密度としては世界で2番目に高い国だそう!
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私は昨年7月にシンガポールに赴任し、ちょうど1年になりますが、小さい国でありながらも、多様な民族、文化を一挙に感じられるとても魅力的な国だと日々感じています! また、シンガポールは政府主導で様々な先進的な取り組みを進めることにより、デジタル分野の競争力では、アジアで首位とも言われ、多くのフィンテック、インシュアテック企業もシンガポールに集まっています!
🔴シングライフ×DX(デジタルトランスフォーメーション)
当社が3月に完全子会社化したシングライフは、世界ナンバーワンのデジタルバンクと呼ばれる「DBS銀行」のDXの変革ノウハウを取り入れています!
🔴今回のイベント、「Insuretech Connect Asia」とは??
Insuretech Connect Asiaは、保険業界のリーダー (CxO)、イノベーター、規制当局が集まり、アジアにおける保険テクノロジーの進化する状況について議論する場で、セッションやネットワーキングを目的に多くの業界関係者が集まるイベントです!
当社からは、情報システム部の藤澤さんが登壇されました!🤩
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会場には、アジア各国の保険会社の方、フィンテック、インシュアテック企業の方、規制当局の方が多く訪れており、当社の藤澤AIオフィサーのようなCxOクラスの方同士でのネットワーキングや意見交換も至るところで行われていました!
私自身も、住友生命グループとして今後、国際社会にどのような貢献ができるかを考える機会になりました😄
ご登壇者 藤澤さんから
続いて、当日ご登壇された藤澤さんからお話を伺います!
藤澤さんは、「AIオフィサー」を務められているとのことですが、まずはプロフィールをご紹介します!
~藤澤さんプロフィール~
2020年に住友生命に入社、2021年4月からAIオフィサーの職を務めています。
データ分析チームのプロジェクトをリードし、教育にも関わることで、データを駆使したビジネスモデルの革新に取り組んでいます。
また、国際アクチュアリー会のAIタスクフォースのメンバーとして、AI時代のグローバルなアクチュアリー教育にも携わっています!(AIだけでなく、国際アクチュアリー会のERM(統合リスク管理)関連のフォーラムの委員長も務めています!)
<専門分野>
データサイエンスとアクチュアリーサイエンスに基づくビジネス課題の解決が専門です。これは大量のデータを分析し、予測モデルを構築することでビジネス課題にあわせた新しい解決策を提供するものです!
具体的には、Vitality総合健康スコアの開発やPayPay保険、最近ではPREVENT社とのデータ協業等に関与しています。最近ではChatGPTの活用推進にも力を入れています!😆
発表内容
ご発表の内容を簡単にご紹介します!
当発表では、「保険業界でAIをどのように活用していくか」について、専門家たちが熱い議論を交わしたそうです!
藤澤さんにインタビュー!
では、ここからは、登壇されたご感想を藤澤さんに伺いました!
Q:今回どういった経緯で登壇されることになったのでしょうか?
今回の登壇は、世界中の金融機関向けのテクノロジーに特化したリサーチ&アドバイザリー・ファームであるCelent社の推薦によるものです。最新の技術トレンドやイノベーションに関する深い洞察を持っているCelent社からの推薦だったので登壇を即決しました!
Q:登壇された感想を教えてください!
パネルディスカッションの相手が、前職(※)のスイス再保険の人だったので喋りやすい雰囲気でした。世界各国から集まる参加者との交流から、多様な視点や新たなアイデアを得ることができ、今後の活動において貴重な刺激となりました。このような国際的な機会に恵まれたことで、自身の専門分野における日本の立ち位置や貢献についても深く考える機会となり、今後さらに国際社会に向けて積極的に発信し、貢献していく決意を新たにしました!😌
※住友生命ご入社前には、Vitality開発にも関与されていました。(築地ビルにも常駐されていたそうです!)
Q:藤澤さんの考える、今後のデジタルの可能性を教えてください!
保険業界において、AIやデジタル技術の進化は、顧客サービスの向上、リスク評価の精度向上、事務の効率化など、多方面にわたり大きな可能性を秘めています。例えば、AIの活用による顧客のニーズに合わせたパーソナライズされた提案や、Vitalityプログラムを通じて得られるビッグデータの分析により、Vitalityの価値をデータで示すことにもつながります。しかし、このような技術の進歩と共に、「責任あるAI」の原則(倫理的なAI設計、公平性、透明性等)を念頭に置くことが大事です!🤔
技術の進化をチャンスと捉え、顧客にとっても、社会にとっても、より良い価値を提供するために、倫理的かつ公正な技術の使用に努めましょう。変化を恐れず、学び続ける姿勢で、保険業界の新たな未来を一緒に創造していきましょう!
稲留さん、藤澤さん、ありがとうございました!
昨今注目されているAIについては、デジタルの波に乗りながらも、藤澤さんのおっしゃる「責任あるAI」の使用を心がけたいです…!これから保険業界がどのようにDXしていくのか、期待が高まります!
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