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生命保険経営学会の2024年度優秀論文表彰式が行われました!
3月17日、生命保険経営学会の2024年度優秀論文表彰が行われました!
昨年も当社の職員の論文が表彰されていましたが…(昨年の様子はこちら)
今年は当社職員の論文がなんと2つも表彰されたそうなのです!一体どのような内容なのでしょうか?
執筆されたお二人に、お話しをお伺いしました!🫡
■2024年度優秀論文表彰式の様子
(表彰式の写真)左から一人目が藤瀬さん、三人目が櫻井さん、四人目が高尾常務(2025/3月より生命保険経営学会会長)
生命保険経営学会は、学会に投稿された論文から、極めて優れた作品を毎年表彰しています。
今回、論文については、調査広報部・櫻井さんが執筆した『保険会社における生成AIの活用と法的課題』が森荘三郎賞(※)を受賞しました!
※森荘三郎賞は、優秀論文のうち選考委員の3割以上の得票を得た特に優秀であると認められる1編のみが受賞するもので、該当なしとなる年もあるほどです。(なお櫻井さんは社内弁護士として入社されて、法律知識のアップデートに努められています!)
また、「営業の視線」は生保営業の各分野において現在または過去に活躍された方々の体験談等を掲載するもので、今回、営業教育部・藤瀬さんが執筆した『共育型の支部運営―営業職員と共に成長する―』が優秀作を受賞しました!
お二人の執筆された論文は以下から閲覧可能です。ぜひご覧ください!
①櫻井さん『保険会社における生成AIの活用と法的課題』 ②藤瀬さん『共育型の支部運営―営業職員と共に成長する―』
■生命保険経営学会とは?
ところで、そもそも生命保険経営学会とは何かといいますと…
←みなさんの中にはこの冊子に見覚えのある方も多いのではないでしょうか?🤩
生命保険経営学会は、生命保険経営の理論と実際に関する会員相互の知識の交換を目的とした機関誌「生命保険経営」を発行している学会です!昭和4年に設立され今年で97年目を迎えます。
会員は、研究者や生保業界の役職員によって構成されており、会員数は17,063名と、非常に多くの方が加入されています。(2025年1月現在)
■受賞者コメント
受賞者のお二人から、コメントをいただきました。また、学会の表彰理由も併せてご紹介します。
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<櫻井さん>
実はこれまで生成AIについてはほとんど知見がなかったのですが(笑)、タイムリーなテーマ、かつ、保険業界における活用×法的課題という形でテーマアップした論文はまだあまりなかったかなと思い、自分自身の勉強もかねて執筆してみよう!と思い立ちチャレンジしました。
書き始めてみると、書いているそばからどんどん国内外での議論の動向がアップデートされていくため、併せて論文を修正するのに一番苦労しました(汗)法的考察については、まだまだ自身の勉強の域を出ないという気持ちでしたが、思いがけず栄誉ある賞を頂くことができて大変光栄です。
日本でも今年の通常国会にAI法案が提出されるなど、AIにかかる規制の状況は今後もどんどん進展していくと思いますが、現時点での一考察ということで、生保各社において生成AI導入を検討する際などに参考となれば嬉しいです。私もこれを機に、引き続き動向をウォッチしていこうと思います!
<学会から>表彰理由
・生成AIは近年、急速な進化を見せ、生命保険事業の様々な場面での活用が期待されるようになった。他方、生成AIであるがゆえの限界や法違反の可能性が存在することから、実務への適用・運用にあたっては、慎重に行わなければならない。本稿ではこれらの問題に焦点を当て、生成AI運営上の課題を特定・評価しており、実務への貢献度が高い優れた論文である。
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<藤瀬さん>
このような賞をいただき、大変光栄に思っています。7年半の支部長経験を通じて、支部の皆が「育ててくれた」という感覚があり、一緒に仕事ができたことに感謝しかありません。現在はマル販研修を担当しておりますが、今の時代の様々なリーダー像を尊重しながら、次世代の支部長づくりに尽力していきたいと思います。
※マル販研修の概要については、過去の社内報(研修内容は掲載当時のもの)をご覧ください。
●教幹編(https://newsletter.sumitomolife.co.jp/news-and-topics/79283/)●受講生編(https://newsletter.sumitomolife.co.jp/news-and-topics/79891/)
<学会から>表彰理由
次の機関長をつくることを強く意識した課題設定、公私問わない営業職員との関係性構築の取組み等を介して営業職員と共に育つ姿、支部長として着任した土地に染まる努力等、どれもが具体的にイメージすることのできる内容であり、現在現場で活躍している若い支部長だけでなく、今後支部長を目指す若手にとっても良い参考となる作品である。
■香山専務コメント
受賞されたお二人に対し、人事部担当役員の香山専務からお祝いのコメントを頂戴しています!
おめでとうございます!
お二人の論文が評価されたことをとても誇らしく思います。
🎉櫻井さんは、生成AIという話題のテーマに関し保険会社における活用と法的課題をまとめ、5年ぶりという森荘三郎賞に輝きました。本当に素晴らしい!
日進月歩のテクノロジーや国ごとに異なる法対応のなかで、私たちが生成AIを活用していくために非常に意義のある論文だと思います。
🎉藤瀬さんは、定地型への継承という当社ならではの重要課題に真摯に向き合った姿を見事にストーリーとしてまとめて「営業の視点」唯一の優秀作となりました。大変立派です!
「皆で共に育つ」機関経営を目指す全ての人にとって必読の記録と言えるでしょう。
生命保険経営の分析や考察には多くの発見があり、主体的に考えることの大切さを感じさせてくれます。多くの方の購読をお勧めします!
また、今回表彰されたお二人だけでなく多くの当社職員が寄稿してくれており心強く思っています。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください!
櫻井さん、藤瀬さん、この度は受賞おめでとうございます!
~人財開発室からのお知らせ~
<購読のお薦め>
年6回発行されている機関誌「生命保険経営」誌は、生命保険経営に関する様々な分野の研究論文や、営業の分野で活躍されている方の営業体験談などが掲載されています。業務に必要な情報源のひとつとして定期的な購読をお薦めします!
<寄稿のお薦め>
「生命保険経営」誌への論文投稿は、生命保険経営学会の会員であれば誰でも可能です。担当業務や調査・研究内容について発表することで、自らの学び・成長につながるよい機会となりますので、ぜひ執筆をご検討ください!
テーマ:生命保険事業についての理論と実践に関するものであれば、何でも可
原稿料:1ページあたり4,000円(最大88,000円)
その他:優秀論文に入賞した場合、賞金を授与(最大150,000円)
⇒「生命保険経営」誌の購読や、論文の執筆にご関心のある方は人財開発室までご連絡ください。
