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背中を押してくれる勇気のバッジ ~埼玉西支社所沢営業部 SDGsへの取り組み~

社内報担当の小池です。
最近テレビでもよく耳にする「SDGs」。社内報でも何回か紹介していますが、取り組みについてパッと答えられる方は多くないのではないでしょうか。 
 
 埼玉西支社所沢営業部では、「SDGs」をキーワードに営業活動に取組まれているそうです。
当社はどう貢献しているの?営業活動にどう活用すればいいの?そんな皆さまの疑問にお応えすべく、SDGsへの取組みを推進されている所沢営業部の樋口営業部長にインタビューをしてみました!

                                                                                          

 

 

小池(小):本日はお忙しいところお時間いただき、ありがとうございます!早速ですが、樋口営業部長がSDGsに着目したきっかけは何だったんですか?

 

樋口営業部長(樋):コロナで自粛していた期間が長かったので、6月に入ってから営業職員さんたちが活動方法や仕事への取り組み方に対して迷いが発生したんですよね。その時にたまたまSDGsのバッジをつけた三井住友海上の支店長がこられたので少しお話をしまして、私たちが持つべき「使命感」にちょうどSDGsが合致したという感じです。みんなで話法を統一して、バッジをつけてお客さまの前で「私たちはこういう使命感をもって仕事に取り組んでいます」と話せることを基準に6・7月から取り組み始めました。

埼玉西支社所沢営業部 樋口晴美営業部長

:ありがとうございます!SDGsって難しいと思われている方が多いと思うのですが、営業職員さんに伝えていくうえで、研修等で工夫されている点はございますか?

 

:話せないというのが一番問題なので、やっぱりロープレですね…。徹底的に1と3と5が話せるようになるまで練習しました。17個全部を覚えるのってなかなか難しいんですね。例えば採用面接時、キャリアスクールブックの「私たちの使命。悲しみとともに貧しさが訪れないように」というページの説明時に、これがSDGsの1番に該当するもの。「私たちの使命」を持ってお仕事をするということは、SDGsに繋がることなんですよねって話をします。そうすると職員さんたちが覚えていくので、それをどんどん話せるようにしていくとか。

あと3番の「すべての人に健康と福祉を」というのは、Vitalityの提案をするときに必ず話そうねって伝えてます。このつけているバッジの3番に該当するものがこの商品なんですよって。そういう実際のお客さまへの話し方を研修してるっていう感じですかね。

 

:自分の仕事と紐づけて伝えることでより理解しやすくなりますね。その際、何か話法で参考にされているものなどございますか?

:「教えて!SDGs」です。ありがたいことに、話法が一番下にポイントとして書いてあるんです。これ凄い良くできていて…このポイントの一行だけはまずは覚えようみたいな感じでやっています。バッジをつけてるのに話せないと恥ずかしいので、みんな頑張って練習しますね(笑)
あと、いっぱいSDGsの本を買いました。その中から具体的な事例を話したりとか。子ども向けのテキストが分かりやすく良いですね。最近は学校で結構取り組んでるらしく、中学受験はSDGsの問題が多くでてるみたいです。みんなこのバッジをつけて家に帰ると子どもに「お母さんそれちょうだい」って言われるみたいで。当社のSDGsへの貢献を説明すると、「お母さんかっこいい」みたいな、子どもから尊敬の目があるみたい。

なので、今の子どもたちがSDGsを理解しているのに、大人はまだまだ理解度が足りないよねっていうことで、やっぱり私たち自身が誇りを持って仕事をしようという意味でもSDGsを勉強しています。
コロナの問題とか、お客さまのところにいけないとか、感染防止がとか、そういうことじゃなくて、「私たちはこういう使命感を持って、仕事を取り組んでるよね」っていうことが採用話法になったり、お客さまへの提案の話法になったり、そういうところに繋げています。
 
 
 
:子ども世代は学校で学ぶので認知が高いんですね。営業職員さんがバッジをつけて話せるようになってから、お客さまの反応が変わったと感じることはございますか?
 
:会社に行ったら社長が「あれ、やってんの?うちの会社も取り組もうと思ってるけど、なかなかね…」みたいなお話をしたりとか…。まだ世間的に知らない人も結構多いみたいで、「あー、これ議員さんがつけてるのってそういう意味だったんだ」とか。お客さまのところ行くと今だったら、先駆けて話できるかなって。もうちょっと経ったら「まだ知らないの?」って話になっちゃうかもしれない(笑)
 
:やはりSDGsバッジは企業でも目を引くんですね。お客さまの反応の変化に加えて、営業部長から見て、職員さんの活動に何か変化を感じますか?

:そうですね…背中を押してくれるっていうのかな、このバッジが。

やっぱりお客さまのところに訪問するのってちょっと怖かったんですよ、

特に自粛後。なんか言われないかなって…。2ヵ月ぐらい自粛してまったくお客さまと話ができない状態だったので、足をお客さまのところへ向ける勇気が持てたのと、モチベーションが保てたかなとは思います。自粛自粛って言われて「保険の提案に行く」「採用の話をする」っていうのを、悪いことしてるわけじゃないんだけど、なんとなく自粛しなきゃいけないんじゃないかっていうのがもう身についちゃってたんですね。それを「そうじゃないんだ」っていう勇気は持てたと思います。

私からすると勇気のバッジじゃないですけど…SDGsがあれば、堂々とどんどん行けるっていう。

 採用のお客さまもその時は暗いニュースばかりだったので、SDGsの話をした時に結構感動される方が多かったですね。「そうなんだ。この時代にこういうことをやっている会社があるんだ」っていうことで、当社の理念に共感し、転職された方もいらっしゃるので…。なので、もっともっと住友生命もPRしたいなとは思いました。

 

:背中を押してくれる勇気のバッジ…素敵ですね。最後にSDGsに取り組んでみて営業部長がいま感じていることを教えてください。

 

:そうですね…改めて住友生命で働いてる職員さんたちって、誰かのお役に立つために仕事を頑張りたいと思っている人ばかりだなと感じています。自分が仕事をすることが世界貢献に繋がることを喜びと感じながら仕事ができるんですね。私たちが仕事をするうえで、確かに収入アップとか査定アップとかもあるけれど、それ以上に自分が活動することで誰かのお役に立ってる、世界のお役に立ってるというやりがいがものすごい勇気ですよモチベーションっていうんですか。やっぱりやる気がないとお客さまのとこにいけないので。自らこう、作っていく仕事でもあるので。そういう部分ではSDGsはすごいありがたいですね。

 

 

                                                                                          

樋口営業部長、ありがとうございました。
私自身、現場のお話を聞くことは貴重で大変勉強になりました。
ぜひ、他の支社の事例も伺いたいので、SDGsに積極的に取り組まれている支社・所属があれば教えてください。

 

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