スミセイと人
もうひとつの入社時研修 
~ 4年ぶりの集合研修(人財開発室担当者の想い) ~

 4年ぶりの実施となった対面での入社時研修。新入職員の皆さんの模様は前回お伝えしましたが、今回は4年ぶりの集合研修を企画、運営した人財開発室の皆さんにスポットを当ててみました!
コロナ禍で長く対面での研修が制約を受けてきましたので、久しぶりの対面での集合研修の企画・運営はご苦労も多かったことと思います。今回の入社時研修というプロジェクトを終えての生の声を                     お届けしたいと思います。

人財開発室 東崎さん

まず最初にお話をお聞きするのは東崎さんです。先日「第3の入社式」を経てスペシャリストに任用されたばかりの方です。
総合キャリア職の集合研修を身を粉にして支えました。

 今回の入社時研修をやってみて、当社を選んで入社する方はやはり横のつながりを渇望しているということを痛感しました。「同期同士のつながりができて、集合研修で本当に良かった」「ずっと(ここに)いたいです」という話を聞いて嬉しかったですね。温かみ、人が人を支える価値を感じて当社に入社されたんだなということがよく分りました。

翻って自身を省みると、第3の入社を迎えたばかりなんですが、初心に戻ることができたと思います。机並べ、弁当手配、移動アテンドなどなど、汗水流して新人に戻った気持ちです(笑)。今後も研修で彼ら彼女たちに会えるのが今から楽しみです。

傍で見ていると、メイン担当の宮本さんを支えてあげないと、という空気ができていてチーム一丸の連帯が生まれていましたね。皆で創り上げた研修、スタッフ側もそうですが、新人とも一丸で取り組めたプロジェクトになっていたと思います。

人財開発室 東崎さん

東崎さん(写真右)ならではの温かい眼差しで新入職員の旅立ちを見守っていました

人財開発室 宮本さん

 続いて、総合キャリア職の入社時研修のメイン担当を務めた宮本さんです。

コロナ禍のさなかに人財開発室に着任され、今回初めて対面での研修運営を担当しました。

オンラインだと首から上の情報が全てになってしまうんですが、リアルだと首から下が見えるので「その人自身」を見ることができる、その違いは大きいなと感じました。

受講者同士が創り上げていく研修になっていたと思います。新入職員の皆さんには本当に頑張ってもらいました。自身の経験からも、教幹が厳しく指導するスタイルでは、正直学んだことが思い出せなかった、という思いもあり、今回は叱るのはやめて自分たち同士でやってもらうように心がけました。新人全員が意欲的だったかというと、まだまだだったかもしれませんが、自ら手を挙げて出てくる声は「本音」だったと思います。自発的に、皆で研修を創り上げよう、運営に迷惑かけまいという空気になっていたのは本当に良かったと思います。

準備段階からはじまり、オンラインとはかかる労力は全く違いますが、周りの皆さんにカバーしてもらいました。そのことで、室としてのチームの絆はより強くなったと思います。グループの隔てなくひとつの目標に向かって取り組むことで一体感を感じることができたのは自分たちの財産として残ると思います。

人財開発室 宮本さん

総合キャリア職の集合での研修を終え、全員で一礼!

人財開発室 野村さん

 最後に、ビジネスキャリア職の入社時研修のメイン担当を務めた野村さん。宮本さんと同じく、今回初めて対面での研修運営を担当しました。

オンラインに比べて打ち解けるスピードは早かったと思います。こちらから仕向けなくても、受講者が自発的にコミュニケーション取れていることがリモートとの違いだと思います。研修はグループ運営でしたが、ランチなどはグループを越えたこちらが意図しない交流が生まれていました。

室メンバーも対面研修のノウハウを持っている人がいなくなっていて、ゼロから研修を作り上げるのは本当に大変でした。一方で大変な状況ということは周囲にも理解していただき、部門の枠を越えて、多くの協力・支援をいただきました。文字通り、住友生命全体で取り組んだ運営と感じました。この場を借りて御礼いたします。

東京、大阪、札幌の3拠点をZoomでつないでの研修だったので、目の前にいない人にも気を配る、一人ひとりと向き合うことを心がけました。新入職員の皆さんにもその気持ちは伝わっていたと思いますし、今回の経験を通じて自分も成長できたと思います。

 

人財開発室 野村さん

ビジネスキャリア職員の研修を終え、全員で一礼!

人財開発室の皆さん、ありがとうございました!

4年ぶりの入社時研修が、新入職員はもちろん、運営スタッフにとっても、かけがえのない時間、場所になっていたんだな、ということが伺えました。人が人を支える価値、人財共育が見事に体現されたプロジェクト、このエッセンスをぜひ全社に広げていきたいですね!

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