スミセイと人
ウェルビーイングびと ~ 動きだそう!輝く自分へ ~ Vol.21
全国障害者スポーツ大会バレーボール競技で優勝!
社内報担当です!
ウェルビーイングに取り組む職員=“ウェルビーイングびと”についてご紹介する
連載企画の第21回目です。
いきなりですが皆さん、「デフスポーツ」をご存知ですか?
デフ(Deaf)とは、英語で「耳が聞こえない」という意味です。
聴覚障がいにより、バランス感覚の障がいや情報量の少なさなどのハンデを持ちながら戦うデフスポーツ。
デフとオリンピックを合わせた「デフリンピック(*1)」という名称で、1924年より国際競技会が開催されるなど、歴史もあるんです。そんなデフスポーツで活躍され、「仕事」と「スポーツ」の両立でイキイキされている当社グループの職員にクローズアップしてみました!
(*1) 障がい者のスポーツ大会としてはパラリンピックが有名かも知れませんが、パラリンピックは身体障がい者が対象で、聴覚障がい者の競技種目がありません。そのためパラリンピックとは別にデフリンピックが開催されています。2025年のデフリンピックは東京で開催されます!
今年、鹿児島県で「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」が10月27日から4日間にわたり開催され、「特別全国障害者スポーツ大会*2」のバレーボール競技(聴覚障害者の部)に大阪市代表チームの一員としてスミセイハーモニーの職員が出場。見事、男子の部が昨年に続いて2連覇、女子の部が4連覇を果たしました!
福本さんが「トータス」、鎌田さん・杉田さんが「好きやねん」というチームに所属されており、仕事を終えた後の時間で練習をこなし、日々の努力が報われた幸せな瞬間だったかと思います!おめでとうございます!
3人とも、チームのレギュラーメンバーとして常に出場しており、本大会以外にも「ジャパンデフバレーボールカップ」(2月開催)や「全国ろうあ者体育大会」(9月開催)などの全国大会に出場し、優勝や準優勝のチーム成績に貢献されています。
また、3人の中でも一番の若手職員である杉田さんは、本大会でチームのキャプテンに選ばれ、チームを牽引しました。杉田さん自身は、「日本デフバレーボール」の日本代表候補として強化合宿にも積極的に参加され、2024年に沖縄で開催される「デフバレー世界選手権大会」や2025年に東京で開催される「デフリンピック」に出場を目指して頑張っています。
そんな杉田さんに、少しお話を伺ってみました!
Q:今大会優勝、そして連覇を達成されて、今のお気持ちはいかがですか? キャプテンという立場上、重大な責任を感じていたので優勝できてとても嬉しいです。そして、支えてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです!
Q:練習から大会本番までチームで大切にしていたこと、工夫していたことはどんなところがありますか? 練習でできないことは本番でもできないと思うので、本番を想定した練習をすることはもちろん、お互いの理解が深まるよう、日頃からきちんとコミュニケーションを取ったりすることを大切にしていました。
Q:「仕事」と「スポーツ」の両立についてどのように思っていらっしゃいますか?また、競技経験を通して仕事に活かせていることはどんなところがありますか? どちらかに偏るのではなくバランスよく取り組むことが大切かなと思っています。 |
Q: 住友生命グループとして働かれている中で、意義ややりがいはどのように感じていらっしゃいますか? 主に、事務サービス部門から受託した保険契約に関する業務をしておりますが、住友生命の数多くのお客さまへ向けて、少しでも貢献できるように日々地道ではありますが、頑張っています!
Q:今後の目標について、教えてください。 これからも仕事とバレーボールを両立していきたいですし、職場の皆さんの理解があってこそだと思いますので、仕事はきちんとこなして職場の皆さんに信頼してもらえるように努めます! |
杉田さん、ありがとうございました。
今後の活躍に目が離せませんね!
今回お話いただいた杉田さん、一緒に優勝を果たされた福本さん、鎌田さんは住友生命グループの株式会社スミセイハーモニーにいらっしゃいます。スミセイハーモニーは、障がいがある職員(10月現在265名)を採用し、大阪本社城見ビルを中心に、主に事務サービス部門から受託した保険契約に関する業務を行っています。
障がいも個性の一つとしてお互いに認めつつ、より成長したいといった意欲のある職員にチャレンジする機会と環境を提供し、皆が成長できる風土があるそうです!
詳細は以下のホームページを参照
住友生命グループ・特例子会社 株式会社スミセイハーモニー (s-harmony.jp)
今回紹介したスポーツ以外にも今年は、愛知県で開催された「第43回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)*3」のワード・プロセッサ競技(WordとExcelの機能を使って見本通りの文書を作成する競技)に大阪府代表で出場した小澤勝也さん、知的障がい者のサッカー日本代表選手候補者として強化合宿参加が決定した武田稜久さんなど、さまざまな分野でチャレンジされており、皆さんの今後の活躍が、さらに楽しみですね!
(*2) 特別全国障害者スポーツ大会:
国民体育大会(略称「国体」)のあとに開催され、競技は個人7競技,団体7競技の計14正式競技と、他にオープン競技があります。今年は各都道府県・指定都市から約3,600人の選手が参加しました。来年は佐賀県(SAGA2024国スポ全障スポ)で実施される予定です。
(*3) 全国障害者技能競技大会:
アビリンピックは、障がいのある方々が、日頃職場などで培った技能を競う大会です。 障がいのある方々の職業能力の向上を図るとともに、企業や社会、一般の人々に障がいのある方々に対する理解と認識を深めてもらい、その雇用の促進を図ることを目的として開催しています。競技は25競技あります。
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