スミセイと人
ウェルビーイングびと ~ 動きだそう!輝く自分へ ~ Vol.24
ウェルビーイングな職員についてご紹介する連載企画の第24回目。
今回は、スミセイ情報システムの池田さんと滋賀支社の笈川さんの相棒ストーリーをお届けします。
お二人は、同じ大学で合気道を始められ、なんと今でも現役で稽古をされる仲。(かれこれ40年近く!)
今は池田さんは横浜の道場(桜台合気道クラブ)、笈川さんは大阪の道場(大阪合気塾)で稽古を続けられているようです。
先日もOBとしてご出身の大学で演武を披露されたお二人に、お話を聞いてみました。
(出身大学での合気道部70周年記念式典の様子。池田さん(左)と笈川さん(右)。え、お二人とも強そうすぎません?)
Q:合気道を始められたきっかけは?
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<池田さん>大学の時、ある先輩から勧誘されたのがきっかけです。体験に行って、道着を着てみたり、「筋あるやん!」とおだてられたりするうちに、気づいたら「これから頑張ります!」って言ってました。
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<笈川さん>わたしも同じく先輩に…。武道の世界は厳しいイメージがあったのですが、アットホームで楽しそうな先輩が多く、雰囲気が気に入って入部しました。
合気道には、「引退」という言葉はありません
Q:武道って寡黙で厳しいイメージがあります…。そもそも合気道って他の武道と何が違うんでしょうか?
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<池田さん>試合がないことが特徴です。だからこそ、勝ち負けにこだわらず続けられてきましたね。うちの道場では75才の方も一緒に稽古しています。老若男女、研鑽できるのが魅力だと思います。余談ですが、その方に私は合気道の先輩として合気道をアドバイスし、その方からは人生の大先輩として、人生のアドバイスをもらえることもありました。
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<笈川さん>勝敗ではなく、型を繰り返すことで技の探求をする独特の稽古スタイルをとります。たしかに良さは始めは分かりづらいですが、相手と技をかけあい、教えてもらうことを繰り返すうち、技だけでなく相手の心の動きまで理解できるようになります。
Q:ずっと今まで合気道を続けられてきた理由は?
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<池田さん>稽古だけではなく、様々な道場でお会いする、異業種の方々との交流がモチベーションのひとつです。当社や保険について辛辣な意見をもらったり、他業界について知れたりするのはいい経験です。また、何より土日の良い気分転換になるからですかね。合気道なしで会社生活が続けられていたのか疑問なくらいに。
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<笈川さん>今まで沖縄、新潟など色々転勤しましたが、どこに行っても道場はあるので、稽古に参加できました。また、どこに行っても道友はウェルカムで、歓迎してくれます。稽古場では「地元の人はこういう考え方をするんだ」と自然に学べたり、社長さんといつの間にか仲良くなれたり。支部長の時はこういう視点が役に立ちましたね。
Q:大学時代からお二人は苦楽を共にされてきたんですよね、お互いはどのような存在ですか?
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<池田さん>(一学年下の)笈川さんが頑張っているから自分も頑張らないと、みたいなね。(笑)毎年5月に日本武道館でイベント(全日本合気道演武大会)があり、わたしは横浜から参加しています。そういや、よく考えたらこの大会で毎年会ってるな。手を持って、「笈川くん、ちゃんと稽古してるのか?」みたいな(笑)
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<笈川さん>大学時代の先輩後輩の序列は一生変わらないです。(笑)池田さんもわたしもキャプテンを経験していることもあって、若い時の特別な関係ですかね。「研鑽積んで次会わなきゃ」という気持ちに自然となります。
これからの目標について
池田さん
今、仕事では(スミセイ情報システム)外販部門にいまして、住生ではなく他社のシステム開発の支援をしています。職場では若い人や外国の方も多いです。「できていないところ」ではなく、なるべく「できているところ」から伝えるように心がけています。
稽古も仕事も「どうせやるなら楽しく!」このマインドがわたしのモットーであり、ウェルビーイングなんだと思います。
ちなみに、合気道の心は、「どのように自分のペースに持っていくのか」という「動く禅」とも言われています。実は、家庭が一番難しいのですが…。(笑)今後とも、仕事・稽古・家庭と三位一体で頑張っていきたいと思っています。
笈川さん
今の所属では入社してくる営業職員の育成を担当していますが、新たに入社してくる職員の仕事にかける意気込みは本当に素晴らしいものがあります。若い人と接し、意見を聞くことで、初心に返ることができ、日々本当に多くの気づきをもらっています。
ちなみに、合気道も相手の気持ちを読み取ること(手を持っただけで反抗しているのか、受け入れているのかなどが分かること)が重要なのですが、日常生活や仕事でも、人の気持ちを読み解いたり、何を求めているのかをじっくりと考えることは、自分や周囲のウェルビーイングのために重要なことだと思っています。
これからも新人と対話を重ねることで心理・スキル両面のサポートを行い、お客さまに寄り添える職員を増やしていきたいと思っています。
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池田さん これからもいい意味で高めていけたらいいね!
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笈川さん 池田さんに一生についていきます!(笑)よろしくお願いいたします。
池田さん、笈川さん、ありがとうございました。
長年の相棒のお二人、仕事も趣味も高め合える関係性がとても素敵です!
自分の意志を押し通すよりも前に、まずは相手の気持ちを汲み取ることに集中する、それは合気道でも仕事でも同じく大切なことなのだと思いました。わたしたちも、想いを通わせる「対話」によって、ウェルビーイングな職場を作っていけるのかもしれません。
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