スミセイと人
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小さなことでも、今できることを。

令和6年能登半島地震発生から間もなく3カ月を迎えようとしています。
今なお避難されている方がおり、住宅被害や断水の続く地域もあり、復旧はまだまだ続いています。
そんな中、とある職員の支援活動がボランティア団体の公式インスタグラムにてピックアップされていました。

活動の経緯や、どんな想いで取り組まれたんでしょうか。
今回は、そんな支援活動に取り組まれた、北九州支社テクノ法人支部 山本所長にお話を伺ってきました!

 

北九州支社テクノ法人支部 山本所長

Q.どんな活動だったのでしょうか?

能登半島地震が起きたあと、被災された方々に物資が足りないというニュース・情報を知り、友人がやっている支援活動に賛同する形で、支援物資を届けました。家族や支部の皆さんほかいろんな人にご協力いただき、被災地で必要とされるものを、各家庭で探し集め、お届けした活動になります。

Q.能登半島地震が起きたとき、何を感じましたか?

突然のニュースにただただ驚き、アナウンサーの必死の訴えに胸が苦しくなりました。何も出来ず悔しいと思う自分がいて、何か自分にできることはないかという問いが、今回の活動につながったのかなと、今振り返るとそう思います。忘れられない、2024年の始まりでした。

Q.ご友人の存在、支援活動に賛同されたきっかけや想いを教えてください。

友人は、私の既契約者であり、前職からの大親友です。私の家の近くに引っ越して来たタイミングで、ボランティア活動をしている方と知り合い、毎週、何かしらの活動をされていたので、友人の姿や活動そのものをすごく身近に感じていました。昨年のクリスマスには、親のいない子どもたちを集めてクリスマス会を開くなど、大変精力的にうごいていますね。
キッカケは地震の直後、友人のSNSに支援を募った投稿がアップされていたことからでした。
行動の速さに驚きましたし、友人は仕事をしている中で+αでこういった活動をしている姿に、「私は何もできていないやん!」と思いましたね。地震が起きた後の私自身が抱いたモヤモヤがこの活動なら晴れる気がして、私も何か役に立ちたい!という気持ちが強くなっていったのだと思います。気づいたら、支部のみんなに協力をお願いしていましたね。

Q.支部の皆さんの反応はどうでしたか?

私1人の力ではなく、周りの協力も必要だと考えていました。テクノ法人のみんななら必ず協力してくれる!という強い自信があったので、真っ先に声を掛けましたね。入社当初からすごく良い環境の中で仕事をさせて頂いていますが、なんといっても団結力が自慢の支部です。出張所を越えて全員で何かを達成しようとする行動力は本当に素晴らしいと日頃から感じていたのもありました。支部長から他の支部長、他支部へも展開してくださって、ひろがっていくのも、すごく嬉しかったです。

支援活動に取り組まれたテクノ法人支部の皆さん

Q.支援活動する中での難しさは。

現地で不足しているもの、本当に必要なものは何なのか。そこが難しかったです。
でも、1人じゃないので、支部のみんなで「今はどんな物が必要なの?」「これ使えるかな?」など、積極的に意見を出し合うなど協力していただき、SNSでも情報収集するなどして、今必要なものを届けることができました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

Q.ボランティア活動に対する声(感謝、声かけなど)、周りの方々からの反響はどうでしたか?

まずは、この活動で友人やボランティア団体の方から何度も感謝の声をいただき、「皆さんの想いをしっかり届けます!」と嬉しいお言葉を頂きました。
活動も、支部をはじめ、他の友人や家族、皆さん快くご支援いただき嬉しく思います。
いつも乗っている車がミニバンタイプなんですが、みんなで集めた物資で車内からあふれるくらいの支援物資を届けることができました。
協力してくれた父は、畑をやっていることもあり、炊き出し用にと野菜まで入れてくれました。

お父様の優しさが詰まった一枚
(ボランティア団体のインスタグラムより)

友人から私に、私から父や支部のみんなへ、さらにはその先と、支援の輪がひろがっていくのが、本当に素敵だなって心から思いましたね。

Q.今回の行動の裏づけとして、所長の中にはどういった原動力があるんでしょうか。

人に感謝され、必要とされる活動をしたいという気持ちを常に持っているからでしょうか。
誰かのために…という部分ではすごく行動に移せるタイプだと自負しています。
人のために何かするって、してあげたい気持ちって、何もボランティアに限らず、いまの仕事も同じような気がして。
お客さんのため、支部のため、他の営業員さんのため、自分の事より頑張れる事はたくさんあると思っているので、自然とそれが行動になっているのかなと思いますね。

Q.今回学んだことや、今後所長の中で取り組みたいことは。

現地に行けなくても一人ひとり必ず出来ることがある…という事を改めて学びました。
これまで募金に協力するだけだった自分が、友人の姿をキッカケに動くことができましたし、
ボランティアと言ってもさまざまなボランティア活動があることを知れたので、引き続き自分に出来る事を自分のタイミングで、友人経由でもいいので、つながりを大切にして、進んでやっていきたいと思います。

Q.社内報の読者へ、今回の地震やボランティアを通じて伝えたいメッセージをお願いいたします。

どんな形でも一人ひとりに出来ることが必ずあるということを伝えたいです。
現地では、まだまだ物資が足りていない、長期間での支援が必要になると聞いています。明日は我が身という言葉もあるように、いつ何が起こるかわかりません。だからこそいま動ける私自身が継続して声をかけ続けたいと思いますし、1人でも多くの方に同じ想いを持っていただき、勇気を出して関わってほしいなと思います。

 

 

インタビューの中で、所長の原動力のさらなる内側、想いについて深堀りさせていただいたところ、
「助けてって言われなくても助けたい性格なんです。」
「細かい計画はできないけど、その時々でうまくやっていこうとしています。」
「大それたことはできないけど、小さなことでも、今できることをやっていく。」

と語ってくださいました。
熱く、想いのこもったその姿勢に私自身も学ばせていただきました。
山本所長、インタビューにご協力いただきありがとうございました!

 

そして、「一人ひとり必ず出来ることがある」と所長がおっしゃっていたように、
私たちにもできることはたくさんあると思います。
引き続き、今回の地震で被災された当社職員への見舞金募金に、
ぜひご協力のほどよろしくお願いいたします!

 

実施期間:3月31日(木)まで
※最終日は18時で受付終了となります。

 

下記「二次元コード」を読み取り、住友生命および子会社等職員限定ページを開いて手続きをお願いいたします。

※検索では出てこないため必ず行ってください。二次元コードの読み取り機能は、LINEの「友だち追加」内にも入っています。
※画面に従って行う簡単な手続きです。詳細な操作手順は、Yahoo!ネット募金ヘルプページをご参照ください 。
※金額は「クレジットカード」は100円から、Tポイントは1ポイント(=1円)から選べます。
※寄付金額選択画面では最初に1,000円が選択されていますので、寄付したい金額をご自身で選択ください。

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