スミセイと人
住友生命での派遣研修を終えて~都庁トレーニーから見たスミセイ~

ソーシャルコミュニケーション室 荒翔太さん(2024年度東京都庁トレーニー)

昨年4月より、ブランドコミュニケーション部ソーシャルコミュニケーション室でお世話になりました荒翔太です。30年以上という長期にわたり、東京都からの研修生を受け入れていただいていること、この場をお借りして御礼申し上げます。
せっかくの機会ですので、この1年間について都庁での業務にも触れながらお伝えさせていただければと思います!
その前に、ほとんどの方が初めましてだと思いますので、簡単な自己紹介をさせていただきます。

※都庁トレーニーとは、東京都庁から企業へ出向し、研修を受ける職員のこと。 当社では1992年から、毎年1年単位で東京都庁職員を受け入れております。

出向元 東京都での業務について

出向元の都庁では「電気職」として採用され、都の保有する様々な電気設備に関する業務に携わってきました。都庁には26の局がありますが、私は交通局に7年、下水道局に1年所属していました。

交通局では都営地下鉄に関する業務を担当しており、分かりやすいところですと浅草線にホームドアを設置する工事などをやっていました!夜勤も多く、身体的には少しハードな部分も…。
下水道局は1年と短いのですが、大規模な工事の監督業務をやっていました!下水道の工事というと、下水道管の交換をイメージされるかと思いますが、電気職の私は、ポンプを動かすための電気設備などに関する工事を主に担当しており、東京アメッシュ※(ご存知でしょうか?)用レーダーの更新なども担当していました!
※下水道局が運営しているWebサービスで、東京を中心とした広範囲の降雨情報をリアルタイムで表示しています!

▲交通局時代

▲下水道局時代

▲水泳が趣味で、都庁水泳部に所属しています!

▲登山家の同期と登った赤岳。結構しんどかったです…。

住友生命で担当した業務内容

 

こちらではヒューマニー活動の企画・運営をはじめとしたCSR活動を中心に、様々な業務に携わらせていただきました。

私自身民間企業で働いた経験がなかったため、どの業務も非常に新鮮でとても貴重な1年間でした。

▲parkrunにも参加しました!

研修を終えての感想

🌺住友生命の担当業務で学んだこと・気づき・イメージと変わったこと

1番の気づきとしては、住友生命の活動の幅の広さです!「ウェルビーイングに貢献する『なくてはならない保険会社グループ』」の実現に向け、住友生命「Vitality」や3プラをはじめとする生命保険商品の提供だけでなく、「健康増進・子育て支援・地球環境の保護」を柱とした様々な社会貢献活動や将来世代との対話など、あらゆる分野の活動に取り組まれており、公務員経験しかない私にとっては驚きでした。
また、「一人ひとりのよりよく生きる=ウェルビーイングに寄り添う」という言葉との出会いは私にとってとても大きく、都庁に戻ってからは、「都民ぞれぞれのウェルビーイングに寄り添う」という気持ちを忘れずに、日々の業務に携わっていきたいと思います!

 
🌺住友生命と都庁の共通点

●住友生命は、誰もが働きやすい環境が整備されているなと感じました!ウェブ会議や電子決裁、フレックス制度等の活用による場所や時間にとらわれない働き方や、Teams等コミュニケーションツールの活用による生産性を意識した業務遂行など、都庁が今まさに目指している環境がここにある!と感じました。
また、部署内外の風通しの良さも実感し、都庁もまだまだ変わっていかなければいけないと改めて痛感しました…!

●住友生命との共通点でもあるかもしれませんが、様々なバックグラウンドを持った職員と交流を図れることは都庁の魅力の一つだと思います。一般的に公務員のイメージというと事務職かと思いますが、私のような技術職に加え、前任の田中さんのような獣医や保健師、環境検査、林業etc…幼稚園や学校の先生もそうです。なかなか業務で一緒になることはないですが、部活動などでの交流はとても刺激的です!

今後について

東京都では生産年齢人口の減少や自然災害の激甚化など様々な社会問題を抱えており、転換点を迎えているのではないかと思っています。これらの課題に取り組むにあたり、住友生命で学んだ「for your well-being」という姿勢を常に念頭に置き、都民一人ひとりがよりよく生きられる都市を実現できればと思います。
また、都庁内部でも人材不足は深刻な問題で、一部職種では募集人員の半数も採用できていない状況です。住友生命が築き上げた「誰もが働きやすい職場」「生産性を意識した働き方」を見習い、ウェルビーイング溢れる組織作りに貢献していきたいと思います!

住友生命のみなさま、1年間という短い期間でしたが、とても貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました!

 

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