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不動産部の人財共育・行動規範の取組み紹介

コロナ下で在宅勤務中心になったことで、オンラインを通じたミーティングでも、自分の仕事と直接関係する人とのやりとりが中心となってしまい、同じ部内にいながらも、殆ど会話をしない人が増えてきている状況を踏まえて、不動産部では、人財共育の観点から、また、職場における心理的安全性を高めるために、若手からの発案により以下の取組みを新たに始めています。

【逆指名1on1】

これまでの1on1ミーティングとは少しやり方を替えて、『話をしてみたい・聞いてみたい先輩』を若手側から指名し、月に一度1時間程度を目処に1on1ミーティングを行っています。
このミーティングを通じて、お互いを知ることで、メンバー同士が発言しやすい環境を整備するだけでなく、下記のように、自分のなりたい姿、今後のキャリアビジョン等についてもあわせて考えていくきっかけとしています。

◇目的
・自分自身がどのように成長していきたいかを考える
・先輩の経験談を聴き、自分の成長したい姿や行動目標を具体化する
・自分が身に付けなければならない力を把握する
・先輩からアドバイスをもらい、具体的なアクションに繋げる

不動産部全員で「私の履歴書」を作成し、自らのプロフィール簡単に記載するとともに、これまでの仕事での失敗談や成功談なども紹介しており、これを参考にしながら後輩が『話をしてみたい・聞いてみたい先輩』を指名するようにしています。

【私の履歴書】(全体はクリックしてご確認ください!)

【逆指名1on1ミーティングの様子】

★不動産部長 緒方部長より一言★

・不動産部の若手層で、不動産部のいいところ・わるいところ、ふだんどんな悩みを抱えているか、自分が成長していくためにどういうことが必要かなどについて、私の知らないところでディスカッションしてくれていました。

・話を聞いてみると、コロナ禍の働き方はオンラインの利便性を享受する一方で、「他の人が何をやっているか分からない」、「(新しく着任した人は)みんなのマスクを取った顔を知らない」など、コミュニケーション不足に不安を感じているようでした。

新東京本社建築現場にて

・彼らの発案により、全員で「私の履歴書」を作って職場の仲間のことを知る、もっと話をしたい人と「1on1ミーティング」を行うという運営をやってみることにしました。人財共育・心理的安全性確保の観点はもちろんですが、ともすれば希薄化しがちな職場のコミュニケーションを活性化していくうえで、これを機に職員ひとりひとりが「人に興味を持つ」ということにつながるといいなと思っています。

・他にも、心理的安全性を確保し、自由に意見を言い合える風土づくりのため、若手層でチームを作り、不動産部でやってみたいことを議論してもらい、プレゼンまでさせる企画コンペの運営も行っています。いろいろ試行錯誤しているところですが、今回、若手層からこういったアイデアを自発的に出してくれて、とてもうれしく思っています。

★いいね!ポイント★(行動規範タスクフォースコメント)

・コロナ下での1on1ミーティングを活用したコミュニケーションとして、斬新な取組ですね。

・逆指名1on1の場合には、ご自身の興味や関心に応じて対話する人を選ぶことができ、業務上あまり接する機会のない人からも新しい視点を手に入れることができますね。

・様々なメンバーと話す機会を設けることで、所属内の絆もより深まり、仕事のしやすさや、職場内の心理的安全性の向上につながる素晴らしい取組だと思います。

★行動規範に関する各種情報提供・意見交換の場としてHRなび「行動規範ひろば」を開設しています。ぜひ参加ください。

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