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経団連提言「グリーントランスフォーメーション(GX)に向けて」勉強会を開催しました

今年も暑い夏がやってきました。世界各地で記録的な熱波に襲われ、スペイン等では山火事が深刻です。国内では6月からの異例の高温が続いて電力需給が逼迫する事態となっています。気候変動対策を取らなければ、こうした影響は今後更に強まると言われており、脱炭素社会の実現が益々重要となってきています。

脱炭素社会を実現するには、経済社会システム全体の変革が重要であり、この考え方は「GX(グリーントランスフォーメーション)」と呼ばれます。例えば、石炭火力発電から再生可能エネルギーへの転換を推進すること等を指します。

資産運用部門では、全ての投融資を責任投資(サステナビリティを考慮した資産運用)と位置づけた上で、特に気候変動対策を重要テーマに据えて、投融資先との対話活動 (スチュワードシップ活動)と投融資先の資金調達(グリーンボンド等)を通じて、投融資先企業の脱炭素化を支援しています。GXの実現には多額の資金が必要であり、当社のような長期投資家にとっては、投資のチャンスであると捉えています。

こうした中、今年5月、日本経済団体連合会(以下、経団連)より、環境・エネルギーに関する提言「グリーントランスフォーメーション(GX)に向けて」が発表されました。わが国のエネルギー政策に関する具体的な提言が多面的になされていることに加え、脱炭素に向けて今後400兆円規模の投資が必要と推計し、その財源としてグリーン国債の発行を提起するなど、投資家の役割を含めた包括的な政策提言であり、大変参考になる内容です。

提言の詳細はこちらをクリック!

そこで今般、本提言をまとめられた経団連環境エネルギー本部・長谷川雅巳本部長を当社にお迎えし、主に資産運用部門の役職員を対象とした勉強会を開催し、当日はリアル・リモートあわせて165人が出席しました。資産運用部門は、普段直接お客さまに接する機会はありませんが、今回学んだことも踏まえて責任投資を推進し、持続可能な社会の実現を通じて、お客さまが安心して暮らせる社会づくりに貢献していきます。

勉強会の模様

本チームでは、今後も折に触れこうした勉強会を開催し、運用部門全体において責任投資に関する知見の向上を図っていきます。

 

公式HP・資産運用ページにも様々な情報を掲載しています。ぜひご覧ください!

https://www.sumitomolife.co.jp/about/csr/initiatives/realization/investment/index.html

https://www.sumitomolife.co.jp/english/assetmanagement.html

 

                                                       運用企画部 責任投資推進チーム

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